道徳経には「努力」という言葉は全く登場しません。過度に力を入れて生きる人は遠くへは行けません。ある人はいつも必死に力を入れて働き、何かをしようとしますが、別の人は力を抜き、自然の流れに任せて生きています。もしも人が常に意志の力で自分を奮い立たせたり、自分を叱咤激励したり、無理に何かをやらせたり、追い求めたり、掴もうとしたりするならば、心の力はすぐに枯渇し、精神のエネルギーもあっという間に尽きてしまいます。本当の強さは、自然の流れに身を任せて、自然に従うことです。たとえば、一生懸命にご飯を食べようとすると、逆に飲み込みにくくなり、力を入れて眠ろうとすると、かえって目が冴えて眠れなくなります。仕事に一生懸命取り組めば取り組むほど、心が集中できず、仕事に身が入らなくなります。愛し合うときも、無理に愛そうとすればするほど、心が疲弊してしまいます。この世界のすべてのものは、あまりに力を入れすぎていて、遠くへは行けません。

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