#美国非农就业数据表现优于预期 暗号市場で7年もまれて、ようやく「引き算」の意味が本当に分かった。

2017年にこの業界に入ったばかりの頃、ベテランが「トレードの最高境地は引き算だ」と何気なく言った。その言葉をメモしたけれど、頭の中は倍増の夢や一獲千金の方法ばかりで、全然心に響いていなかった。

当時の自分は多くの新人と同じで、とにかく近道を探していた。本を読み漁り、コミュニティに入り浸り、上級者に手法をせがみ、「必勝システム」をコピペしようとばかりして、地味に復習するような「バカ正直」なことは全く考えていなかった。

1年経って、口座は減る一方。

痛みでようやく目が覚めた。自分はただの普通の人間なのに、どこに近道がある？それからは大人しくチャートに向き合い、メジャーコインも草コインも一つ一つ研究し、1時間足から月足まで細かく分析した。バックテストで安定して利益が出せると分かったとき、やっと「入門できた」と思った。

でも実際の取引では大きくやられた。連続のロスカットで人生まで疑った。一番印象的だったのは、ETHの大陰線で一発でポジションが吹っ飛んだ夜。冬の深夜、薄いコートで2時間以上道端に立ち尽くしていた。ちゃんと手法を学んだはずなのに、なぜ負けるのか、どうしても理解できなかった。

その後、トレード頻度を減らし、1回ごとの損失を徹底管理してみたが、それでも利益と損失の間を行ったり来たり。ある損失のあと『老子』を読み返したとき、「反者道之動、弱者道之用（反は道の動、弱は道の用）」という10文字が突然心に響いた。

やっと分かった。

99%の人が負けるのは高いリターンを追い求めるから。バフェットが言う「元本を守る」が真理だ。全てのチャンスを掴もうとするのは無理で、自分が分かるチャンスだけを取るのが順応——捨てることで得るものがある。

それからは戦略を変えた：ポジションを持つ前に「このトレードで負けても受け入れられるか」と自問し、受け入れられなければ手を出さない。バックテスト済みでロジックが明確なチャンスだけやり、一攫千金は妄想しなくなった。

多くの人は「そんなこと分かってる」と言うだろう。でもタバコ箱に「喫煙は健康に害」と書いてあっても、実際に痛みを感じなければ本当には分からない。今はもうロスカットも大きなドローダウンもしなくなったのは、賢くなったからじゃなく、自分の普通さを認めて地道な努力と取捨選択を覚えたからだ。

結局、トレードの引き算とは、欲望・執着、そして現実離れした貪欲さを減らすことだった。捨てるべきものを捨てて、残すべきものを残す。

もしあなたも「分かっているけどできない」という壁にぶつかっているなら、ぜひ引き算を意識してみてほしい。$BTC $ETH