#比特币波动性 が仮想通貨に参入して6年目、今年で37歳。出身は大連、今は杭州に住んでいる。

手元にマンションが3軒ある。自分で1軒住んでいて、残り2軒は両親に貸して家賃収入を得ている。去年、3年越しに欲しかった車もようやく手に入れた。

友人たちは「出世したな」と言う。でも自分では、この6年間はジェットコースターよりスリルがあったとよく分かっている。

最初に始めたきっかけは、人生を変えたかったから。昼は仕事、夜はチャートに張り付いて、K線を見すぎて目が痛くなるほど。トレンドを追いかけ、失敗もし、暴落で何度も打ちのめされた。深夜3時に口座を見つめて呆然とするのは日常茶飯事。

一番絶望した時期、本気で引退しようかと考えたこともある。

でもこの市場はそういうもの――諦めずにいれば、必ずチャンスが巡ってくる。

2019年の調整局面では、口座残高が一気に半分に。2020年のコロナ禍も、歯を食いしばって耐えた。2021年に相場が上向いて初めて、「方向さえ合っていれば、お金は自然と増える」という感覚を味わった。

でも、稼ぐのは簡単でも、守り抜くのが本当の実力。上がっている時は誰だって自分が天才だと思うけど、下がった瞬間に元通り。

自分も何度も痛い目を見て、やっと今のやり方にたどり着いた。資金は全力投入しない、一発勝負しない、天井を当てようとしない、無理をしない。

今、多くの人が自分のマンション3軒や毎月の家賃収入、車を見て「度胸がある」と思うかもしれない。

でも実際はその逆。「臆病」で生き残ってきた。稼げば稼ぐほど、無謀なことはできなくなる。暴落がひどいほど、冷静にならなきゃいけない。家族が帰りを待っているからこそ、命を賭けるようなことはできない。

この6年で一番強く感じたのは、「この市場は命を賭ける場所じゃなく、自分を制御する修行場だ」ということ。

BTC、ETH、SOLなどの主流コイン、ZEC、TNSR、DYM、BEAT、MYXのような小型コイン、それぞれにクセがある。それを理解するのも大事だが、自分自身を理解する方がもっと大事。

自分に問いかけてみてほしい――ずっと養分で終わるのか、それとも最後に笑うのか？

市場の波はいつまでも続く。でも、その中でブレずにいられる人は多くない。