3月10日の報道によると、米国の消費者物価指数(CPI)の発表を控え、暗号通貨市場は慎重な様子見段階に入っている。CPIは重要なマクロ経済指標として、市場の米連邦準備制度の金利政策やリスク資産の動向に対する予測に大きな影響を与える可能性がある。
ビットコイン(BTC)は最近、2月の安値から反発し、価格は7万ドルに近づいている。テクニカルチャートは、今年初めに調整局面を経て徐々に回復していることを示しており、日足チャートを見ると、関税やイラン情勢の影響で、1月の価格は9万5千ドル近くの高値から下落し、その後2月には6万〜6万5千ドルのレンジで安定した。現在の価格は7万ドル付近に回復しており、アナリストはこの水準が短期的な重要な抵抗線だと見ている。
市場のモメンタム指標は買い圧力の強まりを示している。日足の資金流入指数(MFI)は60を超え、投資家のセンチメントが改善していることを示す一方、買われ過ぎの領域にはまだ入っていない。また、累積/配分指標は2月初旬の大幅な下落後に安定しつつあり、マクロ経済のイベントを前に投資家がポジションを積み増していることを示唆し、売り圧力は緩和されている。
歴史的に見て、ビットコインの価格は米国のインフレ期待に敏感であり、特にインフレデータが米連邦準備制度の金利決定に影響を与える可能性がある場合、市場の変動は激しくなる傾向がある。モーニングスターの市場コメントによると、2月の消費者物価指数は前月比0.3%の上昇が予想されており、年率インフレ率は1月の3.0%から2.9%に低下する可能性がある。トレーダーの間では、発表されるCPIデータが短期的な市場の動揺を引き起こす主要なきっかけとなると見られており、ビットコインは現在の抵抗線を試すか、最近のサポートラインを再確認する展開になる可能性が高い。具体的な動きは、インフレデータが市場の予想に与える影響次第である。
総じて、暗号通貨市場はマクロ経済データの発表を前に慎重な調整局面を見せている。
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